ウラスジチャワンタケ

Helvella acetabulum (L.) Quél.
チャワンタケ目_ノボリリュウ科_ノボリリュウ属

食不適 有毒物質の溶血成分を微量ですが含むようで、食べないのが無難!
別名:ツネノアシブトチャワンタケ,
発生環境:春~秋。様々な森林の草地や路傍、公園内の地上に発生する。(腐生菌)


大きさは小型~中型で柄から腕の下面までしわヒダが脈状に伸びるのが特徴。
子嚢盤:傘は径2-6cm程で小型~中型の椀形で縁部は不規則に波打つ。
子実層面(上面):灰褐色で平滑。
外側(下面):淡色、細粒状でざらつき、脈状のものがある。
柄:太くて短い。しわひだあり、しわひだは椀の下面に縦溝のように脈状に伸びる。
肉:薄く、非常に脆い。
*本種はチャワンタケと形が似ているためか、チャワンタケという名前が付いているがノボリリュウタケ科ノボリリュウタケ属のキノコです。
*類似のシワチャワンタケは柄の部分のみ縦の溝を持つ。