アカダマキヌガサタケ
Phallus rubrovolvatus (M. Zang, D.G. Ji & X.X. Liu) Kreisel
スッポンタケ目_スッポンタケ科_スッポンタケ属
〇食 グレバは悪臭し無い。レースと柄は高級料理。
発生環境:晩秋に開けた広葉樹林地に発生。(腐生菌)北海道では初めての発見。円山公園で毎年3年間連続で4回発生した本種を観察しました。
〇
食 グレバは悪臭し無い。レースと柄は高級料理。
2919年10月26日北海道では中田洋子理事長が初発見!!円山公園内落葉下に倒れてる本種と偶然出会う
2020年10月22日9時に円山公園に発生。グレバはやや発酵味噌の様な温和臭。悪臭で無いのが特徴。
2020年10月22日13時に円山公園に発 生のを2回目の撮影、白色レースが開いていた。
2020年10月26日円山公園内の別場所で今年2つ目の発見。寒くてうずこまっている様に見えた。
菌蕾(幼菌):径5㎝程の卵形で帯白色~淡桃色~帯紫赤褐色となり、頂部から傘や柄を伸長する。
傘:径4㎝程の鐘形で頂部に円い孔がある。表面は網目状に隆起し、帯褐暗緑色のグレバ(基本体)に覆われる。
グレバ(基本体)は悪臭で無く、やや甘い温和臭。
托(柄):白色円筒形で泡状の小孔に被われ,基部に帯赤紫色の菌蕾がツボ状に残在し、根状の菌糸束を付着する。
白色レースは柄の上部~中ほど迄伸びる。下まで伸びない。
@札幌市博物館活動センターに乾燥標本収蔵(番号SMAC-F-843)
傘:径4㎝程の鐘形で頂部に円い孔がある。表面は網目状に隆起し、帯褐暗緑色のグレバ(基本体)に覆われる。
グレバ(基本体)は悪臭で無く、やや甘い温和臭。
托(柄):白色円筒形で泡状の小孔に被われ,基部に帯赤紫色の菌蕾がツボ状に残在し、根状の菌糸束を付着する。
白色レースは柄の上部~中ほど迄伸びる。下まで伸びない。
@札幌市博物館活動センターに乾燥標本収蔵(番号SMAC-F-843)
2011年11月10日寒さに耐え、哀れな姿で発生していた。これが最後の観察となる。
基部に太い根状菌糸束がある。
基部にある袋状の厚いツボは内側も外側も赤色しているのが特徴。
2020年10月9日径5cm程の白色で網目模様がある球体を発見。初めヘビの卵か?と思った。
2020年10月12日の球体は少し桃色を帯びて網目模様にやや凹凸を生じた。
2020年10月21日菌蕾頂部は少し白色をび、ややや平らとなり、翌日に頂部から柄を伸ばし顔を出した。