アカダマスッポンタケ

Phallus hadriani Vent.
スッポンタケ目_スッポンタケ科_スッポンタケ属

絶滅危惧種なので採らない、食べない!!
発生環境:初夏と秋に2回石狩砂浜に発生。根状菌糸束は浜ニンニクなどの枯れ茎に絡み付き地下茎まで伸長し、海浜植物を腐生的に分解して発生する(腐生菌)環境省絶滅危惧Ⅰ類です。取らない、食べないで見守りましょう。


浜辺の砂浜に発生する。托(柄)の下にかすかに赤帯びたツボが見える。ツボが赤いのが特徴。

浜辺の砂浜に発生するキノコで絶滅危惧種です。食べたら犯罪?非常に稀なきのこです。見守りましょうね。

柄の基部にあるツボは地下で赤色、地上に出て空気に触れると紫色になるのですが、直ぐ色が焦るようです。
菌蕾(幼菌):通常は砂の中で帯赤色です。
傘:径4㎝程の鐘形で頂部に円い孔がある。表面は網目状に隆起し、帯褐暗緑色のグレバ(基本体)に覆われる。
グレバ(基本体)は独特の悪臭があり、虫を寄せ付け胞子を運ぶ。
托(柄):白色円筒形で泡状の小孔に被われ,基部に帯赤色~帯紫色(退色し易い様です)の菌蕾がツボ状に残在し、根状の菌糸束を付着する。