キタキクラゲ(日本新産種)

Auricularia americana s. str.
キクラゲ目_キクラゲ科_キクラゲ属

キクラゲと同様で中華に合う、シャキシャキとして美味しい。
発生環境:初夏~秋。モミ属やマツ属などマツ科のトドマツなど針葉樹の枯枝や倒木から発生する。(木材腐朽菌)


小型~大型菌。D班、高校2年大川原辰紀君からの御提供。本種は針葉樹から発生するのが最大の特徴。
子実体:直径は3〜12cm程の小型~大型で深い皿状。無柄で背面の一端で基物に固着する。
子実体(内側面):褐色〜淡褐色でやや光沢があり、滑らか。子実層を形成する。
子実体(外側面・背面):褐色〜淡褐色で灰白色〜灰褐色の細かい毛で覆われている。
肉:ゼラチン質でぷりぷりしているが、乾燥すると膠質や軟骨のように固くなる。
*北海道研究林白糠区で採取されたのが日本国内で初めて記録された種として報告された。2020年9月に天然林での調査中にトドマツの落枝についていたものと、2021年4月に造林地の除伐中に、枯死した個体の幹についていたものを、三重大学大学院の准教授・白水貴博士らによって分子系統解析と形態比較が行われ「A. americana s. str.」と同定された。北海道から多くの標本が得られたことから、日本で初発見の日本初の報告となり「日本新産種」として「キタキクラゲ」の和名が提唱されました。

深い皿状で内側面は褐色〜淡褐色で平滑、外側面は内側面と同色で灰白色の細かい毛で覆われるのが特徴。