コウボウフデ(北海道に未発生)
Pseudotulostoma japonicum (Otani) I. Asai, H. Sato & Nara
ユーロチウム目_ツチダンゴキン科_コウボウフデ属
? | 食毒不明 絶滅危惧種に近いキノコ、安易に採集して試食などしてはならない。 |

群馬県の中束賢譲氏と中澤武氏からの御提供。中型の子嚢菌類。1954年川村清一氏がコウボウフデと命名。
幼菌(菌蕾):地下性で土の中、白色~黄褐色の長卵形で成熟後は殻皮が裂開し、柄が伸び子実体が伸長する。
子実体:淡青灰色、直径1cm前後で全長5~18cm程の棍棒状。基本体が成熟すると裂開した頭部から淡青灰色の古綿状粉末の胞子塊を露出する。
柄:直径1cm前後で長さ5~16cm程の円筒形で内部は中実。基部の袋には黄色の菌糸束がある。
子実体:淡青灰色、直径1cm前後で全長5~18cm程の棍棒状。基本体が成熟すると裂開した頭部から淡青灰色の古綿状粉末の胞子塊を露出する。
柄:直径1cm前後で長さ5~16cm程の円筒形で内部は中実。基部の袋には黄色の菌糸束がある。

日本固有種で珍菌・稀菌とされている。キノコ全体が淡青灰色。柄は円筒形で内部は中実。

基本体が成熟すると裂開した頭部から淡青灰色の古綿状粉末の胞子塊を露出するのが特徴。

日本固有種ですが、南米ブラジルギアナ高地のパカラミア山でコウボウフデによく似たのが見つかっている。

古くなると色があせて形も崩れるようです。

幼菌(菌蕾)は地下性で帯白色、大きさは径2~3cm×1~2cm程の卵形をしている。

白色で卵形の幼菌が成熟すると頂部の被膜が裂開し、子実体が伸長する。