コガネネバリコウヤクタケ
Crustodontia chrysocreas (Berk. & M.A. Curtis) Hjortstam & Ryvarden
_タマチョレイタケ目_Incertae sedis科_コガネネバリコウヤクタケ属
△ | 食不適 木材の上に薄く広がる背着生きのこで食べられず。 |
発生環境:通年。ヤチダモやミズナラなど広葉樹の倒木や枯れ枝などの樹皮面に発生する。(木材白色腐朽菌・腐生菌)

高橋郁雄先生からご提供。「北海道きのこ図鑑のコウヤクタケ」は本種「コガネネバリコウヤクタケ」となる。
子実体:全背着生で樹皮面に薄く密着し、剝がれない。表面は卵黄色~橙黄色で平滑~やや疣状で乾くとひび割れを生じ、KOH (水酸化カリウム水溶液)を滴下すると紫色になる。
*類似のコガネコウヤクタケ(Aleurodiscus aurantius) は、アカコウヤクタケ属でヒノキの根株心材の白色腐朽菌で、広葉樹では無い。
*類似のコガネコウヤクタケ(Aleurodiscus aurantius) は、アカコウヤクタケ属でヒノキの根株心材の白色腐朽菌で、広葉樹では無い。

中標津の佐藤康彦氏からの御提供。広葉樹を白色に腐朽させる特徴がある。

中標津の佐藤康彦氏からの御提供。樹皮に薄く張り付いている黄金色が美しい!!

中標津の佐藤康彦氏からの御提供。樹皮面はやや疣状で乾くとひび割れを生じるのも特徴。

中標津町の佐藤康彦氏からの御提供。乾くとひび割れを生じる特徴がある。