コブリマメザヤタケ
Xylaria cubensis (Mont.) Fr.
クロサイワイタケ目_クロサイワイタケ科_クロサイワイタケ属
△ | 食不適 肉は固くて脆い。食用としての価値が全くないです。 |
発生環境:春~初夏。腐朽した広葉樹の倒木や落枝などから発生する。(腐生菌)

小型菌。無性世代と有性世代の2つの生殖方法を駆使し、それぞれの不備な所を補って子孫を繫栄させている。
子実体:花弁状の不完全時代とこん棒状の完全時代のキノコ(子実体)が同一の菌糸の上に発生する性質がある。
不完全時代:淡橙黄色で花弁状。
完全時代:赤胴色~ほぼ黒褐色で直径1cm以下で高さ2~7cm程の小型でこん棒状、雌雄合体の有性生殖となる。頭部:先端丸いこん棒状で表面に子嚢殻を密生させる。頭部内部の肉は白色~ときに中心部は淡褐色の随状~中空でもろい。
柄:頭部と同色で短い。基部にフェルト状黒褐色菌糸がある。
*類似のマメザヤタケは、群生して発生し、棍棒状~徳利状など形が様々で不完全時代が無い。
不完全時代:淡橙黄色で花弁状。
完全時代:赤胴色~ほぼ黒褐色で直径1cm以下で高さ2~7cm程の小型でこん棒状、雌雄合体の有性生殖となる。頭部:先端丸いこん棒状で表面に子嚢殻を密生させる。頭部内部の肉は白色~ときに中心部は淡褐色の随状~中空でもろい。
柄:頭部と同色で短い。基部にフェルト状黒褐色菌糸がある。
*類似のマメザヤタケは、群生して発生し、棍棒状~徳利状など形が様々で不完全時代が無い。

春に不完全世代の子実体が発生し、夏には無性世代と有性世代が同一の場所で同時に発生する特徴がある

上の淡橙色の花弁状は不完全な無性時代。左下は完全有性時代で黒褐色の棍棒形で頭部が淡色なのが特徴。