サナギタケ(冬虫夏草)
Cordyceps militaris (L.) Link
ニクザキン目_ノムシタケ科_ノムシタケ属
△ | 食不適 台湾で商業栽培されたサナギタケの瓶詰が販売されている様ですが、食用しては一般的でない。 |
発生環境:初夏~秋。様々な森林にいるチョウ目の幼虫や蛹から生じる。地生型。冬虫夏草類(昆虫寄生菌)の一種。

「蛹茸」の名の通り、蛾の蛹や幼虫から発生し、朱橙色の頭部と淡色の柄からなるのが特徴。
子実体:宿主の幼虫や蛹から1~数個発生し、地上部の高さ4~10cm程で棍棒状。頭部は肉質で表面はオレンジ色~朱橙色で細粒状。
柄:頭部より淡色で細い。
柄:頭部より淡色で細い。

室蘭市の西原羊一氏からの御提供。

本種は薬効成分のあるコルジセピンという成分を含んでおり、漢方薬として利用されているとのことです。