ザラツキテングタケ

Amanita aspera (Pers.) Pers.
ハラタケ目_テングタケ科_テングタケ属

× テングタケの仲間は毒が多い。
発生環境:2005年9月16日、標高408mの深山の広葉樹と針葉樹との混生林の地上に発生し、単生。(外生菌根菌・共生菌)


上川町の佐藤清吉氏からの御提供。大型菌。今のところ北海道と石川県白山の2か所で発生確認している。
傘:直径10cm程の大型で饅頭形~中央がやや窪み浅い皿状となる。表面は湿時に弱粘性で黄褐色~暗褐色、淡灰褐色で粉質の扁平疣を付着し、中央は濃色で周縁は淡色。
傘裏面:ヒダで汚白色~黄色、並び方はやや密で柄に隔世する。
柄:黄色で上部に淡黄色の膜質つばがあり、つばより上は段だら状、下方は細鱗片に覆われる。根元は肥大し疣状~平たい破片に覆われる。内部は中実~髄状。
肉:白色。