サンコタケ
Pseudocolus fusiformis (E. Fisch.) Lloyd = Pseudocolus schellenbergiae (Sumst.) A.E. Johnson
スッポンタケ目_アカカゴタケ科_サンコタケ属
△ | 食不適 腐った肉に似た、強い吐き気をもよおすほどの悪臭があるので、食用に向かない。 |
発生環境:初夏~秋。各種様々な森林の草地や路傍などの地上に発生し、単生~散生する。(腐生菌)

小型~中型菌。腹菌類は形が変化に富む。黄色い托柄を4本伸ばし、先端がつながりアーチ形となるのが特徴。
子実体:幼菌(菌蕾)は直径2cm程の白色卵形~成長して殻皮(菌蕾の外皮)の上部が裂開し、高さ5~10cm程の腕(托柄)を3~5本伸ばし、先端がつながりアーチ形となる。表面は黄色~橙黄色の泡状。殻皮(菌蕾の外皮)は基部につぼとして残り、白色菌糸を付着する。
基本体(グレバ)は托柄の内側につき、黒褐色で粘液状、悪臭を放って昆虫を誘引し、胞子を分散させる。
柄:黄色~黄白色で短い。内部は中空。
肉:肉質は軟らかいが、非常に臭い。
*類似のカニノツメは、2本の托を伸長にて区別できる。
*類似のヨツデタケは、絶滅寸前種。托が緋紅色で下方は朱橙色を帯び、赤い腕が4つの基部は互いに離れるので区別できる。
基本体(グレバ)は托柄の内側につき、黒褐色で粘液状、悪臭を放って昆虫を誘引し、胞子を分散させる。
柄:黄色~黄白色で短い。内部は中空。
肉:肉質は軟らかいが、非常に臭い。
*類似のカニノツメは、2本の托を伸長にて区別できる。
*類似のヨツデタケは、絶滅寸前種。托が緋紅色で下方は朱橙色を帯び、赤い腕が4つの基部は互いに離れるので区別できる。

「三鈷茸」は柄が3個あるからで無く、両端が三つまたに分かれて尖った爪のある仏具の三鈷(さんこ)のこと

托柄を3本伸ばし、高さが10cm程になり、殻皮(菌蕾の外皮)は基部につぼとして残るのも特徴。