シミダシカタウロコタケ

Stereum rugosum Pers.
ベニタケ目_ウロコタケ科_キウロコタケ属

食不適 木質で固い。
発生環境:通年。ミヤマハンノキなど広葉樹の枯れ枝に発生する。多年生。(枝の白色腐朽菌)


上川町の佐藤清吉氏からの御提供。胞子などを調べて同定。発生確認は珍しい。赤い汁を出すのが特徴。
子実体:背着生~半背着生で初めは小さい円盤状~互いに接触して不規則に広がり、しばしば縁が剥がれて木質の傘を作る。
傘:半円形~棚状で帯白色~帯淡灰褐色。
傘裏:傘とほぼ同色で子実層面、多層。色素を含む汁管菌糸が多数あり、生時に傷つけると赤褐色の汁液をにじみ出し、後に黒色となる。