シロミノハナグモタケ(冬虫夏草)
Torrubiella arachnophila (J.R. Johnst.) Mains f. alba Kobayasi & Shimizu
ニクザキン目_ノムシタケ科_クモヤドリタケ属
△ | 食不適 虫にとりついて殺傷する寄生菌で食べられない |
発生環境:夏~秋。ブナ林の流畔に生じている藻やクジャクシダの葉や茎に発生する。地生型。(寄生菌)

高橋郁雄先生同定。米沢慶明氏撮影。阿寒オンネトー周辺で観察。白色綿毛質菌糸膜に覆われるのが特徴。
子実体の宿主は小型のクモの成虫で胸部から2~15個程発生し、白色綿毛質の菌糸膜に覆われる。
子嚢果は集団状に密生し、裸生型~半裸生型。灰紫色の長い穂状の分生子柄を生じ、粉状の分生子胞子に覆われる。
孔口は暗色の卵形で円錐状に突出する。
子嚢果は集団状に密生し、裸生型~半裸生型。灰紫色の長い穂状の分生子柄を生じ、粉状の分生子胞子に覆われる。
孔口は暗色の卵形で円錐状に突出する。