スジチャダイゴケ

Cyathus striatus (Huds.) Willd.
ハラタケ目_ハラタケ科_チャダイゴケ属

食不適 非常に小さなきのこにて、食用としての価値はないです。
発生環境:夏~秋。腐朽木、有機質の多い腐植地、ウッドチップなどに発生し、群生する。(腐生菌)


小型菌「線茶台茸」細長いコップ形のような形をしている。内皮にある縦の条が特徴。
子実体:直径5~9㎜で高さ5~12mmの非常に小さく、細長いコップ形で基部に短い柄がある。
殻皮は3層からなり、外側の外皮は褐色~暗褐色の粗毛を密生し口部を覆う。コップの内側内皮の上半部に縦の条溝があり、黒褐色の光沢がある。
内皮の中にある小塊粒は、直径2㎜以下で濃灰色~黒褐色の碁石形で細い紐で底に接着している。
碁石形の内部に子実層をつくる。

*類似のハタケチャダイゴケは、内側内皮に条溝がないので区別できる。