スナジクズタケ

Psathyrella ammophila (Durieu & Lév.) P.D. Orton
ハラタケ目_ナヨタケ科_ナヨタケ属

食毒不明 ナヨタケ科のキノコのほとんどが食べられない。安易に試食などしないこと。
発生環境:初夏~秋。海岸砂地の浜ニンニクなどのイネ科植物の地下に埋れた茎から養分を得て発生、または漂着物がたまっている場所にも発生する。(腐生性と外生菌根菌・共生菌の両方があるようです。)


「砂地屑茸」名で砂を好むクズタケ。砂浜のイネ科植物との菌根菌とされるが、漂着物堆積にも発生する。
傘:直径2~4cm程の小型で饅頭形~ほぼ平らに開く。表面は黄褐色~暗褐色で中央はやや赤みが強く、乾燥すると白っぽくなる。
傘裏面:ヒダ状で淡い灰褐色~暗褐色となり、縁が暗紫褐色、並び方はやや疎で柄に直生する。
柄:長さ5~8cm程ですが半分ほど地面に埋もれていて、粘性がある。傘とほぼ同色で縦の条線がある。内部は中空。
⁂ナヨタケ属ですが、子実体は比較的頑丈。