タマネギモドキ

Scleroderma cepa Pers.
イグチ目_ニセショウロ科_ニセショウロ属

× 食後30分ほどで嘔吐などの胃腸障害を起こすようです。
発生環境:秋。半地中生のきのこで広葉樹と針葉樹の木の根と共生して発生する。(外生菌根菌)


「玉葱擬」官沢静雄氏が胞子等をみて同定したのをご提供下さる。表皮のササクレたような質感が和名の由来❓
子実体:直径2~5(8)cm程の小型で頭部は類球形、表皮は厚く、淡黄色で亀甲状のひび割れが入り、亀甲の端が浮いて薄皮のように見える部位もあり、傷がつくとすぐに濃い紫や茶色に変色する。
頭部の内部:グレバは初め白色~胞子が形成されてしっとり多汁の黒色となり、さらに成熟が進むと乾いた粉状となる。
無柄で無性基部はほとんど無い。