アトロペリス胴枯病菌

食不適 病菌なので食べられない。
発生環境:春~夏。トウヒ属樹木の新病害でエゾマツやヨーロッパトウヒ樹幹に発生する。


樹齢40年前後に発生した写真。高橋郁雄。

病菌に侵された患部は樹脂が流れ出て、数年を要して胴枯症状になるようです。
子実体:径3mm前後の極小菌で平らな円盤状。成熟すると湿時に裂開し、子嚢胞子を放出する。
北海道の胴枯病菌の発生は冬の雪の多少,気温の高低,春さきの降雨量,日照時間の多少などによって左右されるようです。