チョークアナタケ

Antrodia xantha (Fr.) Ryvarden
タマチョレイタケ目_ツガサルノコシカケ科_ヒメシロアミタケ属

△	食不適 極薄で固くて苦味があり、食べられず。

発生環境：春～晩秋。裸子植物や針葉樹の倒木、切り株に薄く広がり発生する、背着生で一年生～多年生。（木材褐色腐朽菌・腐生菌）

背着生「チョーク穴茸」まるで黒板に白いチョークで描いた様で、小さい傘の裏が管孔状なのが特徴。

子実体：不定形に広がる背着生で張り付くように形成され、沢山の傘を作る。
傘：円筒形～釣り鐘形で非常に小さい。表面は白色～黄白色で生時は柔軟ですが、乾くと固くチョーク状となり、亀裂が入り、古くなると白墨状となる。
傘裏の子実層面：管孔状で類白色～レモン色、孔口は微細。
肉：極薄く、苦い。

チョークアナタケがほんの少し熟してきた、淡く黄色くなったのを円山公園で撮影。

傘裏の管孔の胞子が熟して黄色くなったのを円山公園で撮影。

中標津町の佐藤康彦氏からのご提供。裸子植物に発生したチョークアナタケ。