アラゲニクハリタケ

Steccherinum rhois (Schwein.) Banker
タマチョレイタケ目_シワタケ科_ニクハリタケ属

食不適 皮のような質感で食べられない。
発生環境:春~秋。広葉樹の枯木上に背着生~側着生で発生する。(木材白色腐朽菌・腐生菌)


小型菌。表面は黄橙色で白色短毛が密生し、裏面は肉色~明橙色の針状。盤渓市民の森で撮影。
傘:径1~3cm程の小型菌で初め類球形~後に半円形~貝殻状。表面は淡黄橙色~黄橙色で剛毛状の白色短毛が密生し、明瞭~不明瞭なな環紋がある。
傘裏面:肌色~明橙色で針状。(子実層托)
柄:無柄で背着生~側着生だが、日本産は有柄となることがあり、柄がある場合は極短い円柱形。
肉:黄白色~黄橙色、フェルト状でのような質感。

粗毛肉針茸の漢字名どおり、類球形の幼菌が剛毛状の白色短毛に覆われ、下面は針状

15年ほど前に盤渓市民の森で撮影。以後他の森林でもお目にかかれていない