ウマノケタケ

Marasmius crinisequi F. Muell. ex Kalchbr.
ハラタケ目_ホウライタケ科_ホウライタケ属

食不適 傘は皮質で非常に小さい、食べられない!
別名:クロキヌカミノケタケ, カミゲタケ, チャハツノケビョウキン   
発生環境:夏~秋。広葉樹の枯れ枝や落葉上に髪の毛状の根状菌糸束を多数からませ、その上にキノコをつくる。(腐生菌)


非常に小さいキノコ。傘は径1cm 以下で、柄は髪の毛の様に非常に細いのが特徴。
傘:径は5mm 前後の極小で饅頭形、皮質。表面はほぼ白色~黄褐色~オリ-ブ褐色などで浅い放射状の溝線がある。
ヒダ:傘より淡色で7~8枚ほどの極疎。
柄:黒色で細長く1~14㎝に達し、菌糸束と同じく針金状~毛髪状。
*似ている、ハリガネオチバタケは落葉上に発生し本種より大きい、菌糸の束は無い。
*似ている、オチバタケは主に針葉樹の落ち葉や枯れ枝上に発生。ヒダの枚数は本種より多く、時に襟帯がある。