コクサウラベニタケ
Entoloma nidorosum (Fr.) Quél.
ハラタケ目_イッポンシメジ科_イッポン’シメジ属
| × | 毒 胃腸系の障害をおこし、ひどい場合は死に至る。 |
発生環境：夏～秋。広葉樹林の地上に発生し、群生する。（外生菌根菌・共生菌）
小型～中型菌。中標津の佐藤康彦氏からの御提供。傘はややくすんだ淡い黄褐色で中丘があるのが特徴。
傘：直径３～５cm程の小型～中型で饅頭形～中高の扁平となるが、ときに中央部が窪む。表面は淡灰色～淡灰褐色～くすんだ淡黄褐色などで中央部は濃色、繊維状で湿時に縁部に条線をあらわすが，乾くと消える。
傘裏面：ヒダで白色～成熟すると淡紅褐色となり、並び方はやや密で柄に上生～離生する。
柄：白色～灰白色で絹糸状光沢があり、内部は中空。
肉：表面色で薄くてもろい。しばしば不快な刺激臭がある。
＊類似のクサウラベニタケは、本種より大型で傘表面は湿時は粘性あるが、条線をあらわすことはないので区別できる。
傘裏面：ヒダで白色～成熟すると淡紅褐色となり、並び方はやや密で柄に上生～離生する。
柄：白色～灰白色で絹糸状光沢があり、内部は中空。
肉：表面色で薄くてもろい。しばしば不快な刺激臭がある。
＊類似のクサウラベニタケは、本種より大型で傘表面は湿時は粘性あるが、条線をあらわすことはないので区別できる。
子実体が成長すると、傘表面に成熟した帯褐桃色の胞子を被るのも特徴の一つ。
柄は帯白色で光沢があり、比較的に細くて長いのも特徴の一つ。
傘表面は淡い褐色で中央部が濃色となるのも特徴の一つ。
ヒダは成熟すると肉色となり、並び方はやや密につき、柄に直生～上生～近離生となる。
柄は幅4～7(12)㎜と太さが2倍ほど異なり、同径～逆棍棒形などのも特徴の一つ。