タケリタケキン
Hypomyces hyalinus (Schwein.) Tul. & C. Tul.
_ニクザキン目_ニクザキン科_ヒポミケス属
△ | 食不適 宿主が猛毒菌の可能性が有ります。また、カビが生えたキノコみたいなものです。食べないこと。 |

「猛茸菌」は個別名で無く総称です。主にテングタケ属の子実体に寄生し、赤く表面を覆っているのが本体。
「タケリタケ」の名は、ヒポミケス属菌の寄生を受け、奇形となったテングタケ属、ベニタケ属、チチタケ属、イグチ科のキノコにつけられた俗称です。
主にテングタケ属のキノコに寄生し、宿主の表面を菌糸で覆っているのが、タケリタケキンと言う子実体の本体です。
子実体:子嚢菌でテングタケ属菌などに感染すると、まずキノコ全体にスービクルと言う白く薄い菌糸を張り、宿主のキノコを奇形にする。 その後スービクル表面に茶褐色の子嚢殻を密生させて全体が暗赤褐色となる。白い粒は子嚢殻の先端から吹き出した子嚢胞子です。
主にテングタケ属のキノコに寄生し、宿主の表面を菌糸で覆っているのが、タケリタケキンと言う子実体の本体です。
子実体:子嚢菌でテングタケ属菌などに感染すると、まずキノコ全体にスービクルと言う白く薄い菌糸を張り、宿主のキノコを奇形にする。 その後スービクル表面に茶褐色の子嚢殻を密生させて全体が暗赤褐色となる。白い粒は子嚢殻の先端から吹き出した子嚢胞子です。

形状が男性器にしか見えないが、感染したテングタケ属菌は成長が阻害されてこのような奇形になる。

タケリタケキンとは総称で、菌に侵されたキノコの1種。テングタケ属菌なら見境無く発生するようです。

本種は黄土色~黄橙色で赤くならずですが、ヒポミケス属で総称または俗称のタケリタケキンです。

コガネテングタケが宿主ではないかと思われる。表面を白色のスービクルと呼ばれる菌糸が覆っている