チャアナタケモドキ
Fomitiporia torreyae Y.C. Dai & B.K. Cui
タバコウロコタケ目_タバコウロコタケ科_フォミトポリア属
| △ | 食不適 材に張り付く全背着生きのこでナシ萎縮病やスギ非赤枯性溝腐病などの病原として知られている。 | 
発生環境:早春~晩秋。広葉樹と針葉樹の材に発生する全背着生。多年生。(木材白色腐朽菌)ナシ萎縮病やスギ非赤枯性溝腐病などの病原として知られている。

「茶穴茸擬」全背着生。管孔状で黄土色~茶色~濃褐色~灰褐色などバラエティーに富み剛毛体が有るのが特徴
子実体:不定形に広がる全背着生、ビロード状ではっきりとした傘を作らず,枝に張り付くように形成される。
子実層托:管孔状で黄土色~茶色~濃褐色~灰褐色などバラエティーに富む。管孔内の壁面に剛毛体を形成する。
胞子は無色でほぼ円形の担子胞子を形成。胞子径は4.2~5.5×3.8~5.5µm。
*類似のチャアナタケは、広葉樹のみに発生し、暖温帯に多い。胞子は有色で剛毛体はない。胞子観察が必要。
*類似のサビアナタケは、広葉樹に発生。偽アミロイド(デキストリノイド)で沢山の剛毛体がある。胞子観察が必要。
子実層托:管孔状で黄土色~茶色~濃褐色~灰褐色などバラエティーに富む。管孔内の壁面に剛毛体を形成する。
胞子は無色でほぼ円形の担子胞子を形成。胞子径は4.2~5.5×3.8~5.5µm。
*類似のチャアナタケは、広葉樹のみに発生し、暖温帯に多い。胞子は有色で剛毛体はない。胞子観察が必要。
*類似のサビアナタケは、広葉樹に発生。偽アミロイド(デキストリノイド)で沢山の剛毛体がある。胞子観察が必要。

上川町の佐藤清吉氏からのご提供。バッコヤナギに発生。枝の裏側(日陰側)に形成されることが多い。