ショウロ

Rhizopogon roseolus (Corda) Th. Fr.
ハラタケ亜綱_イグチ目_ショウロ科_ショウロ属

幼菌食 内部が白色の果物のような芳香がある若い子実体(幼菌)は食用になり、高級食材として珍重されている。
発生環境:春と秋の2回。地中性~半地中性で浜辺や山地の二針葉マツ属のクロマツ林などの地中に浅く埋もれた状態で発生、または半ば地上に現れた状態で発生する。(外生菌根菌・共生菌)


小型~やや中型菌「松露」和名。マツ類林地に発生。子実体の表皮は膜状で薄く、傷で赤変するのが特徴
子実体:直径2~6cm程の小型~やや中型で扁球形、無柄で基部に白色の菌糸束がある。表面の皮層は膜状で薄く、地中では白色で地上に現れると黄褐色~帯褐色となり、菌糸がまとわりつき綿毛状で所々赤みを帯び、また傷付けると赤変する。
内部:迷路状~球形の小室があり、初め白色で芳香を放つが、成熟すると帯黄色~黄褐色となり悪臭を放つ。
担子胞子は9~14×3.5~4.2μm、1~2 個の油滴を含む、平滑、無色または淡黄色とのこと。

*類似のアカショウロは、外皮が全体に橙赤色を帯びるので区別できる。

*類似のアミメニセショウロは、表皮が薄い。胞子に楕円形と球形が混在し、網目状隆起が顕著で接合部に針状に突き立っているので区別できる。

*類似のウスキニセショウロ は、外皮をこすると赤褐色に変色してから黒ずむので区別できる。

*類似のニセショウロ は、表皮が厚く、細かい鱗片がある、強い金属臭があるので区別できる。

*類似のヒメカタショウロ は、広葉樹林の地上に発生し、外皮が成熟しても淡い黄褐色で鱗片は微細、無性基部は白色で分岐した根状菌糸束がある。胞子は網目と顕著な刺状なので区別できる。

*類似のホンショウロは、砂地のマツ林に生育する半地下生の菌根菌。幼菌時から不快臭があるので区別されている。

*以上の他にシロニセショウロ、ハマニセショウロ、ザラツキカタカワタケがある。

⁂尚、セイヨウショウロはセイヨウショウロ属。フランス語でトリュフと言い、イボセイヨウショウロ など食用とされるものの総称。断面に大理石状の模様があるのが特徴です。

内部がやや黄色を帯びて黄褐色に変化すると「麦松露」と呼ばれ、まだ食用可能ですが価値が下がります

地下では白色、地上に出て空気に触れると黄褐色~淡紫赤褐色~淡赤褐色となり、傷付けると赤変する