《5月18日（土）楽しみにしている山菜採り》

周囲の山々がまっ白くみえる今年のこの時期、赤井川に向かう途中の道すがら周辺の残雪の多さに山菜取りには時季尚早との疑念がよぎった人も多かったようだ。
それでも赤井川カルデラ温泉駐車場に集合したのは、乳幼児３名を含む２７名の会員で、いかにも山菜採りという出で立ちで勢揃いした。
定刻9：00に小濱事務局の挨拶、説明があり、車に分乗して目的地、冷水峠駐車場に向けて出発。今冬の多雪の影響で例年の近道は通行止めで使用できず、まわり道で行くとのことで山菜の生育に不安があったが、“行ってみなければ”との思いでした。
到着して駐車場下の斜面をみわたせば、例年と同様に残雪もなく、多少樹木が成長したかと思われる程度で“採れるかもしれない”という期待もわいた。事務局から注意事項等があり、参加者全員での写真撮影の後、老若男女それぞれの体力、状態に応じて、さっそく斜面、沢筋に分け入る。今年最初に目についたのは、斜面に一輪草の花が多く、白い花が奇麗で心和む。
時期的にタラノメ、ウドはまだまだの状況でしたが、リュウキンカ（ヤチブキ）、ユキザサ（アズキナ）、行者にんにく、かたくり、ふき、ふきのとう、あざみ等の山菜採りで、それぞれお目当ての収穫も結構あって皆さん大変満足して引き上げもどった。
駐車場で、収穫した山菜の確認、説明等があり、全員怪我もなく無事に笑顔でお開きとなる。事前準備、下見等で事務局の方には大変お手数をおかけしました。

記：菊地輝純