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森林来楽夢(コラム)
10月5日(土)特別観察会(きのこ)道民の森月形地区
2013.10.05

今年度最終となる特別観察会が道民の森月形地区で開催されました。今回は普段から道民の森で管理のお仕事をされているE班の松原理事が案内して下さることになりました。参加者は僕を含めて5名です。車でわずかに移動し、車から降りて数メートルも歩けば、もうそこはボリボリの畑の様相…。今年は発生が早く、時期的にはもう遅くなっているそうです。それにしても、ぼくはこんなにたくさんボリボリを見たのは初めてです。その気になればスーパーのカゴいっぱいにすることも出来たでしょう。次にもう少し進むと、出ましたハタケシメジです。発生する場所によって色が変わり、僕にとっては鑑定の難しいきのこですが、松原理事が居て下さるおかげで、採取することができました。さらに森の奥に進むと、遊歩道に落ちている木にムキタケを発見!こちらはこれからが本番のきのこだと思いますが、食べ頃で美しい形のきのこを追加しました。

更に更に、林道に戻る途中の林の中では、チャナメツムタケ、シロナメツムタケ、アカモミタケ等を採取してから、月形地区にあるきのこの森へ移動し、シイタケを少々採取させて頂きました。

集合場所である陶芸館の駐車場に戻り、陶芸館の前のベンチで松原理事から、おいしいきのこ汁を二種類もごちそうして頂き、お土産に理事から野生のエノキタケ、ヌメリスギタケモドキ等を頂き、参加者は大満足となる特別観察会となりました。この日は参加者も少なかったので、ニガクリタケをかじってみたり、オシロイシメジの臭いを嗅いでみたり、ヤマブドウとコクワの木を教えて頂いたり、大変有意義な観察会となりました。面倒を見て頂いた松原理事に大変感謝しています。本当に有り難うございました。来年度もよろしくお願い致します。(前 政邦記)

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