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森林来楽夢(コラム)
9月9日(土)2023年マツタケ特別観察会
2023.09.17

今年のマツタケ特別観察会は例年「Sキノコの会」とかち合い、時間・人数共に後れを取り、厳しい状況が続いていた。この状況を打開する為に時機を早め8月19日(土)を設定いた。しかし、事前調査で標高1000ⅿ近いマツタケの発生場所でも猛暑の影響でマツタケはおろか他のキノコ類の発生も認められず、止む無く9月9日(土)に延期する事を決定、中田理事長にお願いして会員宛に連絡して頂いた。 その後も高温少雨が続き、天気予報に一喜一憂する日々が続いた。
 そして9月9日を迎えた。くもりの予報であったが、青空も見える絶好の天気になった。道の駅びえい「白金ピルケ」に集合後、現地マツタケ採集場所に移動、参加者は旭川から参加のSさんご夫妻 含め10名となった。
 末永責任者より注意事項を伺い、先行入山していたSさんからも発生状況を伺った。やはり例年に比べ高温少雨の状況が長引き、マツタケの発生の最盛期にはまだ早いという事であったが、Sさんはこの時すでにマツタケ2本を手中に収められており、我々も心中期するものを秘めて、いざ山中に分け入りましたが、探せど探せどマツタケの姿は見えず、やっと姿を見せ始めた他のキノコがチラホラと言った状態でした。11時の予定でしたが、繰り上げて集合、採集したキノコを同定して解散しました。マツタケは上記Sさんの2本と他のグループの方1本、計3本でした。
⊛採集したキノコ:アケボノアワタケ*ヌメリイグチ*シロエノクギタケ*ベニハナイグチ(写真有)
追記:今後プライベートで入山される方は・クマ鈴・笛を持参・方位磁石(スマホアプリ)で方向を確認の上入山する。・足元注意、浮石、根っこ、枝、ストックを使ってバランスをとって行動する。ゴミは必ず持ち帰る。などを守り、怪我の無いよう注意して行動して下さい。(文責 D班 木村敏明)

ベニハナイグチ


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