数日続いた雨がやんで、ひさしぶりの好天に恵まれ観察会がひらかれた。中田理事長から中国での植樹活動の報告があった後、初参加の方も含めて各班それぞれフィールドに入った。林床での菌類の発生はあまりよくなかったが、倒木上にはタモギタケが発生しており、６月の観察会にふさわしい彩りを添えてくれた。鑑定会では、当会初めてのアラゲカワキタケと状態の良いキツネノエフデなどが採集され、キツネノロウソクとの見分け方の解説があり参考になりました。虫のついたタモギタケの見分け方も役に立ちそうで、大変良かったです。また、宮ノ森中学校の生徒さんたちが横内先生と一緒に、きのこを採集しながらゴミ拾いをして下さいました。菌類鑑定説明：木村健一。同定：２１種。記録：櫛田英憲君、宮ノ森中学の大越君。