北海道森林ボランテイア協会が今年で10年を迎えたことから、10月7日に記念式典と記念行事を当協会の活動拠点となっている澄川の札幌市都市環境林で開催された。主催者側約40名と来賓を含めた参加者が約５０名程が秋の快晴の日に集まり、事務局長の市山勝一郎氏の司会で始まり、理事長 横山 清氏の挨拶と来賓代表として、市と道からの祝辞があった。式典後に参加者を３グル−プに分けて、当協会が活動している環境林を約１時間程案内して頂いた。環境林内には各種見学場所、たとえば見学者のための見本林、蛍の生息地の保護地、沼地保護のための木道の整備、小鳥の巣箱の作成等について説明を受けた。このことは当協会が森林の育成・管理ばかりでなく、森林に関係する事業に積極的にチャレンジしている団体であるとの印象を強く受けた。昼食後に参加者と共に10周年記念としてエゾヤマザクラを植樹し、その前で記念写真を撮った。技術交流会としては、高枝鋸による枝の処理、枝条粉砕機、製材機、薪割り機等のデモンストレ−ションを見学し、午後２時頃終了。帰りにはお土産として当協会自作の乾燥シイタケ、炭、クラフトを頂いた。この１０周年の記念式典・行事のために当協会が出席者のために種々相当の準備をしたことが肌で感じ、森林ボランテイア協会の役員は勿論、会員の皆様に心からお礼を申し上げます。当会からは中田理事長が活動と重なっており加藤勲副理事長が出席した。