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通常総会等の活動報告
10月21日(日)きのこ定例観察会
2012.10.21

本年度最後となる「きのこ定例観察会&ゴミ拾い」が盤渓市民の森で開催されました。当日は明け方まで雨が降っており少し心配しましたが、集合時間の9時頃には雨も上がって、無事観察会を開くことが出来ました。今年最後の観察会となるため、参加人数も39名と多く期待の高さが伺えます。張替理事の挨拶の後、歩きやすさに応じて3班に分かれてきのこ探しに出発しました。前日の雨のため、昨年に引き続き足下の悪いきのこ探しでしたが、歩き始めるとすぐに様々なきのこが見つかり、あちらこちらに人垣が出来ました。
今年は猛暑の影響か、きのこの発生が遅いと言われていましたが、今回のきのこ探しでは、木の根元、倒木、松林、遊歩道の落ち葉の下、笹藪とあらゆる場所できのこが見つかりました。例年ですと、かなり奥の方まで進んで引き返すのですが、今年は前年と比べても三分の一ほどの距離を歩いただけです。僕の班でも、1時間半ほどの探索で、カゴが一杯になるほどの収穫でした。再度集合時間の10時30分に駐車場に戻って来ますと、どの班も収量が多く早速ブルーシートにきのこを並べてみます。大きなきのこは少しで目立ちませんが、きのこの種類も豊富なようです。ナラタケ(ぼりぼり)、ムキタケ、チャナメツムタケ、シモフリシメジ、ヌメリスギタケモドキ、ニガクリタケ、ウグイスチャチチタケ、ひときわ大きなベニテングダケ等が確認出来ます。
佐々木理事の解説によるきのこ鑑定会が始まると、シートを囲んできのこの説明を熱心に聞き入っている参加者からも質問が出て、大変活気のある鑑定会となりました。最終的に同定されたきのこは42種類。参加者の皆さんも食用きのこをそれぞれ確保したようです。
 今回で今年の「きのこ定例観察会」は最後となりました。来年も是非楽しい「きのこ定例観察会」になるように願っています。ご協力いただき有り難うございました。
きのこ鑑定 佐々木理事。記録 大野さん、前でした。


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