きのこフォーラム活動報告
5月21日(水)きのこ写真撮影会
2014.05.21
今年度初めての「きのこ写真撮影会」を旭山公園で実施しました。4月下旬から雨がほとんど降らず、しかも晴れて気温の高い乾燥した日が続いたためか、キノコの姿はほとんど見られませんでした。確かにこの時期はキノコの発生数は少ないのですが、それにしても余りの少なさに驚きました。キノコの発生は春の雪解けの頃から初冬の雪降る頃まで1年中、いろいろな種類のキノコが入れ替わりながら見られものです。キノコは種類によって発生時季や発生場所が異なりますが、発生するためにはいくつかの条件が必要です。まずキノコが育つための栄養に富んだ基物があること、次にそのキノコが育つのに「適した温度と湿度」であることなどです。気温が高すぎても低すぎてもダメです。また湿度に当たる雨が多すぎても少なすぎてもダメです。今回は気温が高く、しかも雨の降らない乾燥した日が長期間続いたことがキノコの不作の主な原因かと思われます。第1回の写真撮影会としては物足らないものでしたが、いつも期待通りにはいかないものです。次回の撮影会に期待したいものです。
参加者:10名。(佐々木強記)
藻岩山きのこ観察会のトップに戻る