藻岩山の日支援活動報告
8月4日(日)もいわやま自由研究博覧会(四日目)
2015.08.04
イベント最終日は、うららかな中に涼しさの感じられる朝。山頂に集結したのは我々会員と登山者、トレイルランナー、沢山のトンボで既に秋の雰囲気。
陳列作業中にテントを訪れる人続出。自由研究の題材探しの小学生とその父兄さんはさすがに早い、11時開始を伝えて待ってもらう。
11時から、丹羽さんによる「花に集まる虫」フィールド調査に参加した。蜂の擬態をするアブの話、刺さないミツバチの話、外来種オオマルハナバチの見分け方など、興味深いことが 一杯あって、子供以上に楽しんた。
きのこ展示では、展示台から離れて「臭いよ臭いよ」とヒイヒイ言っている女の子が人一倍敏感なようで、一個一個嗅ぎ回って探してみると犯人はヒメカタショウロとニオイコベニタケ。後者は、図鑑に「カブトムシの臭い」とよく書いてあるが、我々会員もカブトムシの臭いは知らなかったので、傍にいた捕虫網を持っている小学生の男の子に聞いてみると、「同じ臭いです」ときっぱり。ニオイコベニタケを持ち回りして皆で再確認したことでした。いや、大変勉強になりました。それにしても、女の子の方は将来料理人にどんなもんだろう?
午後2時からのネーチャーゲーム(きのこ探し)は遊歩道でのきのこ探し。長内さんがリーダーになって軽妙なトークでスタート。「夏のきのこ何でも鑑定団」では、理事長が図鑑片手に説明し、持ち込まれたキノコを次々と鑑定し、5種を追加で同定しました。
協力者:13人。一般参加者:約130人。フィールド調査参加小学生:5人。ネーチャーゲーム参加児童:7人。陳列きのこ:52種+鑑定きのこ5種。確認した花:42種。ハチ:3種。
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