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きのこ学習支援の活動報告
H28年6月21日(火)藻岩山取材登山
2016.06.21

 当会はこのたび、タウン情報誌「フリッパー」の藻岩山記事の取材依頼に応じ登山に同行。 この日は、昨日までの雨が嘘のように晴れ上がり、まさにどなたかの「ハレの女神」面目躍如。「フリッパー」さんは女性の担当者と男性のカメラマンの二人。4人の自然観察でトークしながらの山歩きが始まる。 まず、理事長がウラベニガサを見つけこのキノコの特徴を説明すると、担当者は頻りにメモを取り、カメラマンはすかざずシャッター切る。さらに近くの枯れ木上いっぱいに広がるヒダキクラゲやチシオタケの子実体に発生したタケハリカビに驚きと不思議の目で見入っていた。植物では、フタリシズカの花の穂が1本から4本までまとまって咲いている群生に出会い、ヒトリシズカとは穂の数ではなく花の形の違いで区別することを説明すると興味津々に聞き入っていた。そして極めつきは「モイワ」の冠する植物の一つモイワラン。類似種サイハイラン(既に確認している)ほど多くないとの説明に感嘆することしきり。悪路の中、みなさん無事山頂につき昼食。佐々木さんから今後の編集スケジュールの説明を受け、山頂で解散。今日の記事は8月11日の「山の日」特集として8月号に掲載される。また、担当者の佐々木さんが当会に入会するとのこと。良かったです。(中川記)

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