第14回きのこフォーラム（きのこ写真展・総会・きのこ講演会・懇親会）を札幌すみれホテル、3階ヴィオレで開催。
事務局員や受付スタッフ担当者は午後3時頃から写真展示や会場設営などを行い準備後に開催。（会員95名、一般4名）参加者99名。

3階ロビーにて実施。形態説明の入った食・毒・不適のきのこパネル写真を多数展示。写真を前に弾んだ会話が見られた。
中には実際に採取して来たきのこを持ってこられた熱心な会員さんもいらっしゃいました。

開催にあたり中田理事長より、昨年の林野庁長官賞と北海道社会貢献賞を受賞した事。それぞれの賞を受賞した活動内容の説明（林野庁長官賞はゴミ拾いをしながら家族きのこ観察会を継続的に実施してきたこと。北海道社会貢献賞は菌類普及啓発を積極的に取り組み、きのこ定例観察会やイベント「家族きのこ観察会」の継続実施。また藻岩山の森林と関わるきのこ達の本の発行とそれを学校関係に寄贈したこと。
森林内での家族きのこ観察会などの、きのこ環境学習を継続的に実施してきたこと。いろんな所でのキノコパネルの実施。また、ちえりあでの市民講演や他団体などへの、きのこ環境学習をしてきたこと。森づくりを含めての幅広い活動を継続的に行って来たこと。）があった。
会員一同、また多数の人々の協力・後押しがあった事への感謝の表明。そして今後も会の代表として頑張って行く決意を述べた。また、「藻岩山の森林と関わるきのこ達」の改定と正誤表のお知らせ連絡を含めた挨拶があった。
議事は議長に選出された落合克尚さんのもと平成28年度事業活動報告、収支決算報告が可決された。続いて平成29年度事業活動計画案並びに会計収支予算案の説明があった。繰越金の見せ方や「藻岩山きのこ本」の発行収入の質問に、発行費を含めて中田理事長が回答・説明し承認可決した。
理事・監事役員の新任、再任も選出承認され紹介後、総会終了した。

社会医療法人考仁会理事。医療法人礼風会五輪橋マタニティクリニック医師の丸山淳士先生による講演会が行われた。
「キノコと健康」の演題で、思わず笑ってしまう「老いに関するシルバー川柳」の紹介から始まり、「18歳と81歳の違い」「健康とは」「健康の数式」「抗老化の3大要因」「心戒十訓」「健康長寿を維持するために」などの話を面白く、また感心させられながらの前半。後半は「データから読み取るキノコの栄養素」「キノコの成分」「エノキ栽培家庭には癌が少ない」「キノコは免疫力を高める食品」「キノコの分類」「アンチエイジング」「多糖類と免疫」「キノコの種類と効果・効能」「キノコ別効果」とキノコにまつわる健康話題が満載の内容深いお話でした。最後には「格言」「ダメ人間十か条」の話で、また笑わせられて講演終了。

阿部昭彦さんの司会で懇親会開始。道議会議員、藤川雅司氏が理事長・会の受賞をお祝いして「おめでとう！」の言葉で祝杯。多数の議員からの祝電披露の後は、児島さん、寺沢さん、若生さん、浜野さん、谷内さん、勝木さんなどから御祝いの花束・お酒・チョコレート・菓子折りなどの贈呈が続きました。
余興に入ると、ヨーロッパでの演奏旅行を控える井尻さんのジャンベ演奏、全身南の島人装いの荒川さんによるジャミセン島唄が披露された。続いてのカラオケでは松本さん、山本さん、若生さん、河原さん、齋藤さん、河原正人さん、寺沢さん、阿部和義さん、阿部正太郎さんが本当に見事な歌を聞かせてくれました。
盛況の内、道議会委員・道下氏による三三七拍子、勝木理事の締めの乾杯で今年の会の活動を多いに期待し、盛り上がった懇親会がお開きになった。