森林環境整備&美化活動の活動報告
9月1日(日)日本列島クリーン大作戦に参加
2019.09.01

 公益社団法人「小さな親切」運動本部(北海道本部:北海道電力?)は,「日本列島クリーン大作戦」の一環で円山公園にて第37回清掃活動を実施しました.参加者は道内企業やNPO法人など27団体から園児を含め老若男女総勢約400名が集まりました.藻岩山きのこ観察会からも中田理事長を含め5名が参加しました.
 午前10時,氏家和彦代表(北海道電力副社長)の「公園を気持ちよく利用してもらえるよう取り組みましょう」との挨拶の後,怪しい雲行きを感じながら皆さん各担当区域に散らばりました.因みにきのこ観察会の担当区域は円山動物園までの散策道周辺と藻岩山麓コース(動物園西側・藻岩山麓通り北側に広がる散策路がある森林地域)でした.スタート5分もしないうちに雨が降り始め,とある屋根の下で約10分ほど中田理事長から周辺に発生した複数のきのこを対象とした“きのこの講義”を受けたました.その後,空はあっという間に青空になりゴミ拾いのスタートです.円山公園は平素より環境美化に力が注がれており,また参加者が多いことからゴミ拾いの成果はあまり大きなものではありませんでした.ゴミが少ないこと自体は良いことあると思いますが,気になることが一つありました.タバコの吸い殻が道路脇に捨てられているケースが多くあり,ポイ捨て問題の深刻さをあらためて実感した次第です.
 さて,当日はゴミより多くのモノが見つかりました.“きのこ”です.この日は“ゴミ拾い”よりも,むしろ“きのこ観察会”であったと感じるほどでした.ゴミ拾いの合間にきのこを見つけては解説の連続であり,帰りを急ぐも集合場所には20分程の遅刻となりました.着いたときには他の参加者は誰もおらず,主催者側の数名も後片付けを終わろうとしておりました.藻岩山きのこ観察会の面々はさぞかしゴミ拾いに熱心であったと思われたことでしょう.充実した時間を皆さんと共に過ごしました.参加協力者:中田理事長、長内、内川、柳下夫妻。(記:柳下文夫)

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