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きのこ学習支援の活動報告
10月12日(火)ウッデイホールできのこ展実施
2021.10.12

藻岩山きのこ観察会主催、石狩森林管理署共催で「きのこ展(北の森漫画展&きのこ写真展&きのこ無料鑑定会)」を石狩森林管理局ウッデイホールで開催しました。私がこのきのこ展にかかわったのは2018年で3年前のことでした。来場者も多く、小学生達もたくさん来てくれて礼儀正しく興味深げにお勉強していた姿が懐かしく思い出されます。今年は新型コロナ感染症の影響もあり来、場者は少なかったですが、分からないきのこを箱で持参の方やビニール袋での持参者、札幌市保健所の方などに中田理事長が対応し、熱心に説明いたしました。展示作業では、松原さん採集のきのこ50種類以上を中田理事長中心に同定、アセタケ科のきのこは小林孝人博士が同定し私達が展示しました。

松原さん作のベニテングタケの色鮮やかな焼き物や、くるみなど木の実や葉なども添えて、なんと素敵な工夫でしょう!立体的に臨場感溢れ、きのこがより身近に感じられて、きのこ広場の雰囲気を出した展示と成りました。

ホール内は常時上映のDVDの美しい映像と音楽が流れ、準備万端でお客様をお迎えすると、なんと私と一緒にウォーキングをしている来場者がおりました。その方はウォーキング中に木々や小鳥のさえずりに立ち止まって自然にゆったりと溶け込んでいらっしゃるので、当団体のお話しをすると「入会したい」とのことでした。早速来て下さり中田先生の丁寧で優しい説明に聞き入っていらしたけど「今年の活動はもう終わりなので来年4月からよろしく!」と言われてちょっと残念そうでしたが、中田先生がサロンにお誘いして8人ほどの仲間と一緒にきのこ談議を楽しまれてました。尚、川上さん、柳下さん、尾方さん、松原さん差し入れ有り難うございます。今年のサロンテーブルはウッデイホールらしく木で出来た大きい円形で、オオザラミノシメジみたいでした。(オオザラって大皿と書くと思ってましたが漢字名は「大粗実湿地」でした(笑い)。きのこ展は楽しく盛り上がり、実りある秋の一日でした。ところできのこ達は、誰に見せたくて、誰を思って、あんなに着飾ったり、形も様々でひっそりと、また時に存在を確かにして、そこにいるのでしょう・・・・。講師:小林孝人、星野保、中田洋子。助手:松原健一、山川泰弘。協力:江川俊子、尾方美智代)。きのこ持参会員来場者:小川英子、川上ご夫妻、柳下ご夫妻。(記:D班 江川俊子)

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