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B班きのこ定例観察会の活動報告
2022年7月24日(日) B班定例きのこ観察会
2022.07.24

先週来。ようやく本格的な雨の日が多くなり、楽しみな観察会になりました。B班観察会に初めて参加の方が二人。さっそく駐車場からすぐの草むらに目を凝らしながら、ゆっくり歩き始めました。さっそくピンク色の可愛いニオイコベニタケ。数個のヒメカタショウロ。そして森の入口には、先月に続き、pholiotinaとその仲間と思しき小さな菌があり、K先生は地べたに這いつくばっての写真撮影と標本採取。こうして観察会はスタートです。

水芭蕉の池の脇道には2本だけですが、まだ笠の開ききらない大きなタマゴタケが出ており、皆さん交互に写真撮影を楽しみました。しかし、その後はいろいろと種数は増えるものの、食可の菌類はあっても群生なく収穫を愉しむことはできませんでした。でも最後にはナラタケと共生するランのツチアケビの花を植物に詳しいOさんが見つけ、大いに盛り上がりました。締めは芝生広場でのシロオオハラタケの群生でした。

少し歩くとまたキノコが!の連続で、なかなか進まずいつもの三分の二程度の距離しか歩けませんでしたが、久しぶりの充実した気分を味わえた観察会でした。
同定23種、不明7種。粘菌1種。参加7名。(山川記)

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