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2023年7月23日(日)D班定例観察会&ゴミ拾い活動報告
2023.07.23

夏のキノコを期待させ、30℃に迫りそうな桜山。でも木陰を歩く散策路は気持ちがいい観察地。集合場所に行く道ではタマゴタケが鮮やかな深紅の傘色で出迎えてくれます。
今日は前日にD班グループLINEにて告知した通り、セミタケを掘り出し観察する事からのスタートです。全員が道脇に微かに顔を出しているキノコ(子座)の先端部を探しますが、見つけるたびに「エーッこれ〜?!」「わからないー!」の歓声(?)。それでも慣れるとあっちにも、こっちにもと見つかります。それぞれ持参したシャベルで掘り起こしていきますが、皆初めての作業なのと、班長の「どう伸びているか、どの位の深さかも未知なので慎重に!」との脅しに緊張とビビりながらの発掘です。最終的に7つものツブノセミタケが確認されました。こんなに集中的に多くの冬虫夏草が見つかる場所は今後とも無いかもしれません。
その後、いつものコースではベニタケの仲間、アワタケ、アメリカウラベニイロガワリ、オニイグチモドキ、シワチャヤマイグチ、ニガイグチの仲間などのイグチ類が途切れる事なく見られ、食べごろのアカヤマドリも多く現れます。最後の鑑定会ではまだ傘の丸い幼菌状態のアカヤマドリとコガネヤマドリの違いに戸惑う班長。褐色〜薄い橙色の半球形の傘状態のものばかりで、はっきりとは分類出来ませんでした。勉強します。その他、クサハツ、サンコタケの匂いを皆で共有。観察会開始前には複数見られたタマゴタケは他の人が採取したのか1つのみに減ってしまっていましたが、それなりに多くの種が観察できました。
同定:30種。不明種:6種。参加者:13名。(長部記)。
セミタケ発掘中


ゴミ拾い部隊は4名。

セミタケ地上部

セミタケ地上部

セミタケ地上部(2022年)

ツブノセミタケ(2022年)

アイタケ

アメリカウラベニイロガワリを食事中。


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