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D班きのこ定例観察会の活動報告
2024年6月23日(日)D班定例観察会&ゴミ拾い活動報告
2024.06.24

夜半まで雨音がして、朝にはまだ路面が濡れていた日曜日、桜山にて6月定例観察会を行った。
5月の観察会では予想以上の観察数だった為、期待した今日は意外にも地上発生のキノコがサッパリの感じ。なので昨年7月の観察会にも行った冬虫夏草のセミタケ掘りをするに事に!
集合場所に近いセミタケ多量発生地は今年も驚く程、子実体が顔を出していました。
専門家によるとこの様な集中発生場所を「坪」と表現するらしいですが、この場所は冬虫夏草・セミタケには幼虫の発生密度、胞子の分散、土壌環境などがとても良いらしく、びっくりする位あちこちで地上に顔を出した子実体が見つかります。こんな場所は桜山ならではなのかもしれません。
最初は目に入らなかった会員さんもすぐに発見の連続。あとは掘り出す工程ですが、これが大変!土は固いし、石は絡まっているし木の細かい根も複雑に邪魔します。今年に発生し胞子部分が鮮やかな黄褐色のものや、越年したもの。また、その両方が枝分かれしているものなどがあります。悪戦苦闘しても途中で軸が切れたりして残念なものもありましたが、20個程の「ツブノセミタケ」を採取。それでもなお、幾つかを残して止めたくらいです。
その後はいつもの観察ルートを歩き、今日は多くのウラベニガサが主役。やはり樹上発生のキノコばかりかと思いましたが、サンコタケやキララタケ、タマチョレイタケ、ベニタケの仲間、ヒトヨタケ、シラタマタケなどを見る事が出来ました。
最後の鑑定会ではO君のシラタマタケ解説、LINEグループでの「本日の観察キノコ写真掲載」を通達して終了。
同定:13種。 不明種:3種。 参加者:13名。(長部記)。
冬虫夏草・セミタケの発掘(?)中。

慎重に掘り出すのが大変です。

地上に出ている子実体部。約1cm。

とれましたぁ!。

サンコタケ

キララタケ

ヒトヨタケ

脳状様構造がわかります。

今日のは地上生のものでした。

大収穫!


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