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きのこフォーラム活動報告
9月28日(日)家族きのこ観察会 参加者188名 同定種43種
2008.09.29

 ようやく気温も下がり、曇り空できのこ観察会にはふさわしい天候のもと、当会員63名、一般参加者125名が森の家に集まりました。中田理事長挨拶後、各班に分かれ11時まできのこ採取。今年はここ2週間雨がほとんど降らないため、でているきのこの量が昨年とは違って極端に少なく心配していたが、鑑定会では43種ものきのこが同定された。ポピュラーで美味しいラクヨウ(ハナイグチ)、ボリボリ(ナラタケ)。乾燥に強い多孔菌科のきのこ(サカズキカワラタケ、オシロイタケ、カイガラタケ、アシグロタケ、カワラタケ)、マンネンタケ科のきのこ(コフキサルノコシカケ)や傘が数cmと小さいきのこ(シロヒメカヤタケ、モリノカレバタケ)が目立った。
 採取後は、恒例の美味しいきのこ汁(ハタケシメジ、タモギタケ、ラクヨウ、ボリボリ、タマゴタケなど)に舌鼓を打ち、喜んでもらえた。今回はきのこよりゴミの量が多かったようで、皆様ご苦労様でした。(写真館参照)
 鑑定者 栄坂きのこアドバイザー、小林孝人
天候と近況

晴れ、一時雨(ちょうど鑑定会のタイミングで強い雨となる)
フィールドの環境は、一週間前から温度が下がり、数日前から雨も振るようになるものの、林の中は乾燥の状態。
急に温度が下がり、エノキタケの発生がみられた。

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