札幌市円山動物園には、隣の天然記念物円山原始林と接する谷あいに動物飼育施設のない森があります。円山動物園では、この場所を「森の植物や動物達の営みと、その関係」を子供達や一般の方達に知ってもらい、自然を楽しみながら大切さを感じてもらう場にしようと決め、ビオトープや散策路などを整備して、週３日だけ自然の解説付きの「森の散策ツアー」を実施してます。自然が一杯のこの森には、たくさんの種類の菌類が生きてます。　たまたま当会会員の鳥山さん（A班）山川さん(A班）が、この森の解説ボランティアをしている関係で、この森の菌類を同定してみようと言うことになりました。佐々木強さんに鑑定役をお願いして１０月１３日（水）午前中の散策ツアーに参加して、菌類の観察・同定と解説を行いました。自然の状態を保つ為、散策路からは外れて森の奥には踏み込めませんが、ナラタケ、ナメコ、巨大なヌメリスギタケモドキ、アカチシオタケなど２０数種が特定でき、散策に参加された一般客の方々に喜ばれました。また、動物園の森担当の職員さんにも大変感謝されました。佐々木強さんお疲れ様でした。