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きのこフォーラム活動報告
8月17日(水)旭山記念公園できのこ写真撮影会を行いました。
2011.08.17

今年の8月はサッパリ雨らしい雨が降らず、菌類には厳しい状態のようです。それでもようやく先週末頃から、にわか雨が降り始め、月曜火曜は本降りになりました。この日の朝まで降っていた雨は9時半には上がり、早速きのこ達も顔を出してくれるだろう、と期待して歩き始めました。まずは公園の南斜面。しかし、ヤブの中にも芝生にもさっぱり何もありません。林の中に、スッポンタケらしき白い卵のような幼菌が数個ありましたが、写真にはならず。ようやく林内の刈り取り芝や木枝廃棄場所でツブエノシメジが少し見つかりました。

こんな状況で、2時間かかって公園内をほぼ一周しましたが、モミジタケやチャカイガラタケ、ウラベニガサしか撮れませんでした。しかし冊子には花も掲載する予定なので、夏の花キツリフネ、ミズヒキ、ヒヨドリバナなども精力的に撮影しました。
聞くところによると子実体(きのこ)の発生には培地の適度な湿気とともに、1週間ほどの暑さの後に、やはり1週間から10日の低温が必要との事です。すでに秋の気配が近づいています。8月28日の菌類定例観察会にはきっと沢山の菌類が見られる事を期待して、撮影会を終了しました。
参加人数6名:中田理事長、佐々木理事(リーダー)、山川理事、河原、富永、山下

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