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通常総会等の活動報告
8月24日(水) 森林ボランティア ステップ・アップ事業実施 
2011.08.24

私達森林ボランティア団体約20名を乗せたバスは朝8時45分に道庁別館西棟から出発し、当別町白樺コミニュティセンター開催場所に到着。森林施業計画の作成立案について室内と現地で学んだ。
 午前の部では、主催者挨拶として石狩振興局産業振興部林務課主幹、市澤氏より講義を受けた。
 (1)間伐と森林施業の体系について、(2)立木の評価方法についての講義後、町有林へバスで移動し(3)林分・標準地調査、選木、伐倒、採材などを学んだ。実際の間伐を間近かで見学“個人的な感想−−!! 34年間じっと頑張ってきたトドマツが、わずか2分間で倒れてしまった、可哀そうに南無あみだぶつ!! 間伐木:胸高直径22?樹高13m。
 午後の部では、(4)間伐設計について、(5)立木価格の算出について学んだ。一言でいうと「山は金に換えられるものであり財産になるものである」。全体に数学的な計算式が多く、それも過去の計測値・経験値からなる表・グラフを用いて間伐の時期方法を決め立木価値を求めるが、正確な答えは出ず大変アバウトなものであったので私はよく理解できなかった。立木価値計算から上記の間伐木の価値は1リューベ当たり915円の赤字と出た、頼みは補助金ということに成る。結局、山では飯は食えないのではないか?
 だから森林の価値は数字で表せるものではなく、森林浴・野鳥とのふれあいなど、森林の価値とは人の心にかかわるものではないのか、それが道林務部が“木育”を提唱した理由の1つではないかと思った。
 本会からの参加者:加藤 勲・三保 悟朗・競 勲夫・山下 泰範の4名。

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