台風１２号が近付いており、前日から道内は大雨で、開催が危ぶまれた９月３日の特別観察会でした。案の定、早朝の札幌は時おり強い風雨でしたが、７時３０分、集合場所に行ってみると、雨は降ってますが本降りではなく、マツタケに執念を燃やす参加者達は、この程度なら一応現地に行って見ようと衆議一決。さっそく３台の車に分乗して富良野へ向かいました。
道と平行して流れる芦別川は激しい濁流です。しかし何と、富良野盆地に出ると雨は止み、日が差しているではありませんか。そして美瑛近くのマツタケ自生地まで順調な行程でした。採集している間はほとんど雨にあたらず、全員心置きなく１時間半のマツタケ探しに没頭できました。

結局８人（１人は採集に参加されず）で約２０本の大成果、他にヌメリササタケも十分な収穫、ゴヨウイグチやキンチャヤマイグチなども採れ全員満足の特別観察会でした。
帰路の途中で雨が激しくなり、車のラジオは富良野、美瑛地区に大雨洪水警報が出されたことを報じてました。

参加者９名