第１回講習会が午前は白旗山森林活用センターで、午後は白旗山環境林周辺で１０時３０分〜午後３時迄実施された。市澤主管からの挨拶と中島主査からの講習会についての説明をいただき開始。石狩振興局森林室普及課の池ノ谷課長さんや指導員さんから森林の働き機能について、森林の生態と生物多様性についてなどをバワーポィントを使用して分かりやすい説明をいただいた。また、森林の樹木を諸被害から守る森林保についてのお話と、菌類や細菌、ウイルスなどによる病害の他、土壌障害、気象害、虫害やエゾシカなどによる獣害なども学びました。また、樹木の増殖法としてさし木のつくり方を学び実技指導もうけました。眼に良いとされるアントシアニンを多く含んでいる北アメリカ原産のアロニア・メラノカルパ（バラ科）のさし木を受講者全員で行う。
これは石狩振興局森林室の皆さんが、さし木や赤土、鉢まで用意して下さったもので私達受講者は思いがけない配慮に夢中で作業をし、根がつくのか？どうかが楽しみで胸をワクワクさせて午前の講義を終えた。
午後から森の恵みとして栄坂山菜アドバイザーから山菜の見分け方や食毒を学びその後、土橋山林や白旗山観察コースに行き山菜採りをした。アズキナ、フキ、ワラビ、ウドなどの春のお恵みを手に採り、今晩の山菜料理に、またも胸をワクワクさせて帰路につく。
尚、張替理事がシャクとドクニンジンの鉢植えを持参し山菜の講義に使用した。ご尽力ありがとうございました。受講者合計２６名。当会受講者：中田理事長、張替理事、森悟、中田正行。