【エノキタケ狩りのお知らせ】
⁂11月2日の日曜日、新篠津道の駅9時集合後に、採集場所に移動します。
ケガの無いように、きのこを楽しみましょう!!

◆ STV札幌ふるさと再発見2024/9/14にて ◆
◆ 当会が放映されました! ◆
藻岩山きのこ観察会の活動報告
2025年10月14日(火)森林管理局ウッデイホールきのこ展
2025.10.16

今年のイベントきのこ展は、森林管理局建物の工事が行われており、駐車場は使用出来ないとのことでしたので、公共交通と自転車、徒歩で来てただくこととなり、9時~12時迄と縮小しての実施と致しました。
8時30分頃に到着し、森林管理局一階のイベント担当者と私達の3人で開始準備に取り掛かりました。
野生のきのこは40種類ほどの展示でしたが、鑑定依頼者の4名がスッポンタケの幼菌、または立派なモミタケなど色々と持参して下さったのを同定しての展示も入れて52種類となりました。
一般市民や地域の方たちが次から次へと来場して下さり、展示きのこが少なかったですが、傘が真っ赤なベニテングタケを指さして「赤いペンキを塗ったようだね!!」の言葉に爆笑したり、きのこ談義が和やかに行なわれていて終始お客様が途切れることが無く、賑やかでした。ご来場者の中には、ご協力下さいましたOさんのご友人、山登りの仲間、ご近所の子……
はじめての方へご挨拶
 陸上に植物が存在したのは約4億年前といわれています。そこは赤茶けた乾燥した大地であり重力に逆らって養分と水分の補給のために植物は菌の助けを借りて陸上に進出し巨大化されました。
 やがて植物は森をつくるようになり、森林は幹や枝など多量の有機物を生み出すのですが、生み出された有機物を効率よく分解する担当者はまだ出現していきせんでした。1億年から2億年前に,森林の有機物を効率よく分解するサルノコシカケやオチバタケ等のきのこが地球上に出現したといわれております。
 また、ブナやマツの仲間と外生菌根をつくって共生するイグチ類、テングタケ類等は共生菌として地球に出現したのも1億年くらい前だろうといわれており、その後現在でも陸上植物のほとんどは菌類と共生し、栄養のやり取りをして生きております。

    きのこは森の中で誕生した。
    そして森はきのこなしでは生きていけない。
    森へ行けばいろんな色と形のきのこと出会う。

 森で生まれ、世界の森をつくったきのこを愛し、きのこの生活環境を守るうえでも当団体は、植樹やその後の森の育成として枝切り・下草刈等、またゴミ拾いを環境保全活動として継続実践して参ります。
 「山があるから山登りをする」「森にきのこがあるからきのこ採りをする」のは、人として自然体です。雪が解け春になると森へ行き、四季折々自然のお恵みをいただく楽しみをもって人生を生きることは、潤いのある素敵なことす。でもそれが命とりになったり、食中毒にかからないで、きのこを美味しく食していただきたいものです。
 地域住民の皆さんに、きのこを安心安全に美味しく食していただきたく、当団体は菌類の普及啓発活動を継続実践して参ります。また、小学生などの環境教育として、きのこ、樹木、植物の環境学習として学習のお手伝いをもボランティアで行っております。
藻岩山きのこ観察会とは
NPO法人 藻岩山きのこ観察会
代表 中田洋子
〒064-0944
北海道札幌市中央区円山西町8丁目5番1
ピアリッチ202号 中田洋子宅内
Tel・Fax 011-631-8344
携帯電話 090-5222-5716
メール nakata.03-m.k.k@jcom.home.ne.jp
現在会員数(家族会員含め)250名
『藻岩山きのこ観察会は、主に藻岩山、旭山の自然を楽しみながら、きのこを通して会員の交流を図り、現状の植生環境に十分注意を払い、菌類の発生状況や役割に関する観察、記録、標本づくりなどを行い、その資料を地域社会に貢献できるようにし、さらに菌類の啓発・普及活動と環境保全活動を行うことを目的としています。』