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森林来楽夢(コラム)
10月22日(土)エノキタケ狩りIN新篠津
2022.10.22

秋の行楽日和、新篠津道の駅駐車場になんと38名が集合しました。春の山菜採り、夏のハスカップ採り、秋のマツタケ狩りをはるかにしのぐ、当会始まって以来の多人数です。エノキタケの魅力か、集合場所が良かったのか、初めての企画で大当たりでした。
 今回中田理事長も参加されるので、最初に30分ほど、M班長持参のキノコ10種ほどで勉強会をやりました。参加者のGさんもキノコを持参し、鑑定してもらっていました。
 現場まで車で10分ぐらい、1列になって移動、心配していましたが無事到着。好天・高温続きで発生状況が悪い(2日前にUさんが下見)ので、1時間で戻ってくるように指示して、キノコ探しへ。案の定、幼菌は立ち木に数多く付いていましたが、成菌は少ししか見られず、1週間は早かったようです。ただ、ナメコが1か所(倒木に発生)見つかり、数人で分け合ったようです。あと、ヌメリスギタケモドキ(通称ヤナギタケ)が立ち木に見られましたが、流れ気味。地面からはツチスギタケが群生していましたが、こちらは食不適です。初めてエノキ採りをした人が多く、成果は少なかったものの結構楽しんでいたようです。きのこの「き」は天気の「き」で、自然にはかないません。これから11月にかけて、エノキタケ・ナメコは発生しますので、近くの河川敷(ヤナギ林)を歩いてみてはどうでしょうか。(記:松原)




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