きのこ学習支援の活動報告
10月10日(木)支笏湖復興の森づくり支援協力
2013.10.10
今日は、久しぶり一番の秋晴れの下、1団体によるNPO法人ナルク千才ペガサス会の会員(参加予定9名,実参加7名)による植樹の生育調査と枝払い後、楽しい秋のキノコ狩りを実施されました。当藻岩山きのこ観察会にキノコ鑑定を依頼されましたので支援協力をさせていただきました。
大分離れた場所で団体の皆さんが早くから作業をしており、その間に僅かでもと思い周辺を探索し、キノコサンプルを採取してキノコ鑑定場所に展示準備して待機。キノコ狩りを終えてお持ちになったキノを別々におき、先に周辺で採れたきのこ食毒を説明後、皆さんが採取したキノコの鑑定に入りました。話を聞くと、きのこがきれいなので、大きくて美味そうなのでなどなど、老菌などもいじり混じっていました。残念ながら持ってきたキノコのうち食用としてチャナメツムタケ1種のみあとは毒もしくは食不適のキノコでした。クリタケモドキやニガクリタケの幼菌で綺麗なキノコ主旨したようです。
参加された方は、少しお年を召された方が参加されており、その中の一人が昔、ホテイシメジ・ツチスギタケを食されたが今は食不適もしくは毒キノコになっているようになっていると、色々質問などが出て和気藹藹のうちにキノコ鑑定相談を無事終了しました。
ちなみに、わずか30分間の時間でしたが、私どもがキノコサンプルを採取したきのこは、ナラタケ(オニナラタケ)・エセオリミキ・シロナメツムタケ・カイガラタケ・ウロコタケ・クリイロムクエタなど12種採集し説明しました。
当会員の大野さんには車の手配に感謝申し上げます。(張替記)
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