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D班きのこ定例観察会の活動報告
2014年6月22日(日) D班定例観察会
2014.06.22

記録的な雨模様の日々も終わり、好天の真駒内駅の朝、行楽や買い物に向かう人で賑わっています。我がD班参加7人の目的地はこの駅裏の真駒内保健保安林(桜山)。会員が朝採りしてきた今年初見のヤマドリタケモドキ、ヤマイグチにも期待が膨らみます。桜山に向かう通路でフミヅキタケ発見、入り口でサイハイランがお出迎え。まずはミーテイング、班長から「普通に歩いて1時間コースで平坦な道が大半ですが、毛虫とウルシに注意です」との説明。中田理事長から「ここの後、10月観察会予定の西岡公園の下見に行きませんか」と提案あり、久々の好天で行動力アップです。
遊歩道を南から北に向かい、その後尾根筋を通るルート。モリノカレバタケ、イタチタケ、ヒロヒダタケ、ウラベニガサ、ウスヒラタケ、トキイロヒラタケ、チャツムタケ、ヤマイグチ、同定が難しいベニタケの仲間など次々と観察。あまり名前を耳にしないセンボンサイギョウガサ、クロシワオキナタケも発見。40種余りを同定、まだ量は少ないものの種類が多い。雨と好天でキノコが活性したようだ。キノコが多彩で足を止め観察することが多く、出発地点にもどったのは2時間半後でした。それでも次は西岡公園(西岡水源地)へ、テンションますますアップです。
西岡公園では途中仕入れたコンビニ弁当を広げ、キノコ談議。「それでは1時間ほど周りますか」と観察行再開。ここもフミヅキタケ、ウラベニガサが多いようです。会員が「おおー」と声を上げた先に10?以上もあるベニタケ類。鮮やかな朱色のかさ、柄はほのかに赤い。後にヤブレベニタケと同定。ほかに形の良いシュイロハツも。今後に期待が膨らむ下見となりました。
桜山、西岡、会員7人で合わせて50種近いキノコに合うことができました。
(川上記)

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