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きのこフォーラム活動報告
7月15日(水)第3回きのこ写真撮影会
2015.07.15

九州や沖縄など日本の南西部は停滞する前線や台風の影で、連日激しい暴風雨に見舞われている。一方北海道では、6月後半は全道的に気温が低く、曇りや雨の日が続いた。といっても札幌では、雨は降ったり止んだりのぐずついた天気の日が多く、雨がまとまって降ることはなかった。それどころか10日頃からは全道的に高気圧に覆われ、気温も上がって全道各地で夏日や真夏日が続いた。そのため旭山公園や盤渓市民の森に行ってもほとんどキノコの姿は見られなかった。それで今回は慈啓会からの藻岩山登山道を途中まで探索することにした。登山道の両側もいつもと違って乾ききっており、なかなかキノコの姿は見られなかった。そんな中、イチヤクソウやクルマユリの可憐な花などが私たちの疲れを癒やしてくれた。こうして、かつての米軍スキーリフト跡まで登た。この間にたキノコは、15種を観察することができた。それにしても、年々気候が異常になり、キノコの発生時期にも変化が出てきたように思われる。キノコの発生条件は適度な気温と湿度であるが、このところの異常な高温や異常な乾燥など、異常気象によってキノコの発生にも狂いが生じていると考えられます。キノコはカビの仲間ですから、発生には何といっても湿度が欠かせません。自然のことですから人の力ではどうすることも出来ないと分かりつつも、適度な雨が降ってくれることを祈らずにはおられません。雨よ!天からの恵みの雨よ!!やさしく降っておくれ・・・
参加者:6名 観察キノコ:15種類(アミヒラタケ、アラゲコベニチャワンタケ、ウラベニガサタケ、オオチリメンタケ、カワラタケ、コフキサルノコシカケ、タモギタケ、チャウロコタケ、チャツムタケ、ニガクリタケ、ヒダキクラゲ、ヒメスギタケ、ヒロヒダタケ、ヤキフタケ)  (佐々木記)

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