通常総会等の活動報告
8月19日(水)きのこ写真撮影会
2015.08.19
蒸し暑かった旧盆もすぎて少し涼しくなり、しかもここ2〜3日雨がちで菌類発生の条件も整ったはず。さっそく旭山記念公園南斜面の遊歩道に向かいました。しかし例年見られる場所にも意外にきのこの姿は多くありません。それでもゆっくり目を凝らすとモリノカレバタケがます現れました。ついでヒメカタショウロの幼菌がチラホラ。昨年見られたオオキヌハダトマヤタケは見られません。このあと開けた芝生の斜面にススケヤマドリタケが幼菌から、もう崩れかけた老菌まで沢山見られました。ところが、その多くにナメクジが食いついており、まともな姿をしている子実体は皆無です。このあとも何種類ものキノコがありましたが、そのほとんどが同じようにナメクジにやられてました。どうも北海道在来のナメクジではなく茶色い色をした外来種のチャコウラナメクジという種類らしく、旭山記念公園周辺では大発生のような気がします。
南斜面を一回りしたあとは都市環境林に向かい、珍しいコツブタケなどが見られました(写真は断面です)。雨にも降られず、あっという間に12時になり終了しました。
参加6名。菌類同定20種(モリノカレバタケ、アマタケ、ヒメカタショウロ、ナカグロモリノカサ、ススケヤマドリタケ、テングタケ、ヒメキクラゲ、オシロイタケ、コツブホコリタケ、アカヤマドリタケ、クロハツモドキ、クロハツ、クサハツ、ウグイスチャチチタケ、コツブタケ、ガンタケ、ツルタケ、カブベニチャ、キブリホウキタケ、イタチタケ)
(山川記)
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